心のバランスの上手な取り方。困ったときは大好きな本をヒントにする

ただなんとなく過ぎていく毎日は、何の意味もなさそうで、実はなんとなく過ぎているのではなくて、刻々と私たちを次のステップへ進ませてくれています。

2016年は特にそのエネルギーが強い気がします。

自分の流れを知るための方法として、占星術をはじめとするいろんな占いがありますよね。

自分の運命、宿命は一概に一つの占いで判断することは難しい。
だけれど、今起こっている事象が自分にとって何なのかどこへ連れてってくれるのか知りたい時もある。
時には自分が望む形ではない時もある。

自分の内側に焦点を当てて、外側で起こっていることに一喜一憂しないように自分を成長させる目的としていろんな手段があります。

たとえば、禅、瞑想、ヨガなどですね。

案外自分の問題ではないことが多い

多くの方が自分の精神性や身体的向上を目指し、様々な方法で自分、特に思考をコントロールしようと試みます。

マインドコントロールのノウハウも本屋には盛りだくさん。

だけれど、思考という自分と切り離せないものを良い方向へ向かわせることは簡単なことじゃない。

特に自分が問題と思っていることが起こっている時に、無理やり「大丈夫」なんて思えないですよね。

だからもっと自分に合う方法をみんな探して行きます。安心が欲しいのです。

ただ一つ言えるのは、自分の周りで起こっていることは、まるで自分にとっても密接に関係しているようで、実は自分の問題ではないことが多いということです。

もっと言えば、関係ないと思っても良いぐらい。

自分のことを100%理解することが難しいように、自分に起こること、他人のこと、他人に起こることを100%理解することも絶対に無理。

思考を働かせて「ああだ、こうだ」と理解しよう、意味づけをしようとしなければ、目の前で起こる現実もただ起こっているだけで、なんの影響力もなくなります。

バランスをとることが大切

ポジティブな人はいつもポジティブなわけではなく、どこかでネガティブの部分を消化している。ネガティブの人もそう。

陰と陽のどちらかに傾くのではなくバランスをとることが、精神的な安定、そして身体的な安定に繋がっていきますね。

自分の中に嫌な思いを貯めたらそれを出さなければ、それは我慢という形で爆発して体に現れたり、行動に現れたりします。
そのことで私たちはバランスを取ろうとするから。

バランスを取ろうとする中で湧き上がる、消化できない思考を抑え込む必要はありません。
先も言ったように、「私には関係ない。」と割り切れるならこんなに楽なことはない。

大好きな本をヒントにする

2016年はなんとも不思議な年で、自分の思うままに進んで行くというよりは、何かの流れに入ってしまってどんどん流されて行っている雰囲気です。

自分で意図してコントロールできない事象に対して、何が起こっているのか知りたくなるのは私だけでしょうか。

意味付けもできない、理解できない事象を乗り越えるのに、瞑想、ヨガ、占いも大いに役に立つと思います。

私たちの人生で起こることはすべて完璧であるとよく言われます。
自分がその事象のどこに注目するのかで、それは良いことになり、悪いことになります。

精神的に精通している方は、このようなことで心が乱れることはないかもしれません。自分が目を向ける方向を知っているのかもしれません。

私のように迷い、下手くそに人生を歩んでいる人には、この思いがわかってもらえるのではと思います。

どこを見て良いのかわからなくなる時に私がよく行うことは、大好きな本を手に取り、自分が今聞きたいこと、テーマを心に思い浮かべ、目を閉じ、本をめくります。

右のページか左のページか、どちらのページを見るか決めて目を開けて読みます。

今日のページに書いてあることはこうでした。

あなたであることは

「造像の最初で最後のたった一度だけのチャンスです。
今日のあなたであるための一度だけのチャンスです。
それがあなたがしなければならないことのすべてです。

だから、めいっぱい楽しんで下さい。それ以上のことは何もありません。」

引用:マイク・ドゥーリー「宇宙からの手紙」

私は、この本が好きで気が向いた時にはランダムにページを開き、そのページに書かれている文章を読みます。

おみくじのような感覚ですが、今の自分に対するメッセージが含まれているようで、なんだか不思議な気持ちになります。

忙しく過ごしている方でもたった5分以内にできる方法です。
ぜひお試しあれ。

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