【自宅でマタニティヨガ】妊婦のケアはとっても大切だから、おすすめしたい1冊

妊娠初期、中期、後期というおおよそ10ヶ月のマタニティライフの中で、母体は大きく変化していきます。

母体だけでなく赤ちゃんも0.1mmから始まって50cmくらいの大きさに、10ヶ月の間に急激に成長します。

人間の神秘。

しかし、うっとりすることばかりではありません。

以前、【マタニティヨガ】妊婦さんの適度な運動に丁度良くておすすめでも書いたように、妊婦さんにとってマイナートラブルはつきものです。

妊娠中で仕方がないといえど、体と心は繋がっているのでどちらにも傾かないバランスをとることが、健やかなマタニティライフへの道になります。

妊娠中に起こる10の体の変化

妊娠中は体の変化が顕著に現れます。

①心臓から押し出される血液の量の30%から50%増加、心拍数の増加

②血液の量が増加

③子宮の変化

④乳房の変化

⑤腎臓の働きの変化

⑥呼吸が早くなる

⑦つわりなど胃腸の変化

⑧さまざまなホルモンが分泌される

⑨皮膚の黒ずみや断裂

⑩背骨や骨盤など骨の変化

妊娠中に起こる体の変化として10個あげていますが、変化はこれだけではありません。 妊婦さんも十人十色で全員が一緒の状態になるとも言えません。

妊娠中の体の変化に気づきやすい人もいれば、全く変化に気づかない人もいます。

何か症状として体に現れる人もいれば、ない人もいます。

実感できなくてもここで挙げた10個をはじめとする妊娠中に起こる体の変化はとても多くて、妊婦さんを経験したことのある女性なら「あるある」ってなりますよね。

本当にさまざまな変化を母体は10ヶ月の間に経験していくのです。

内側の自分と普段よりつながる妊娠時期

妊娠中の体の変化は、妊婦さんの心にも影響します。

お母さんがきついとお腹の赤ちゃんも心地よくないのです。

妊娠中は特に理性的に考えるというよりは、より本能に近い状態で毎日を過ごしていきます。

自分がいらないものは、たとえ習慣で止めれなかったものでも、不思議なことに必要がなくなりました。

例えば、甘いものが止めれない、お酒が止めれないなど嗜好品を断つことができなかったとします。

でも、妊娠中は頭で考えて止めたいけど止めれないというような複雑なことは起きません。

至ってシンプル。自分に必要がないことは自然と要らなくなるのです。

だから、止めれないと思っていることが一つ、また一つと自然と消えていきます。

この現象は、赤ちゃんがお腹の中からコントロールしているとも聞いたこともあります。

面白いですね。

マタニティヨガでスペシャルな時間

妊婦さんはお腹の赤ちゃんとともに10ヶ月という長いようであっという間の時間を過ごしていきます。

お母さんのしたいことが赤ちゃんのしたいこととも言われる妊娠中、お散歩したり、ゆっくり音楽を聞いたりいろんな過ごし方があります。

妊娠によって大きく変化する骨盤。 骨盤周りの筋力の衰えや骨盤の歪み、不調は、赤ちゃんのお家である子宮の環境に大きく影響します。

やっぱりいろんな意味でマタニティヨガはおすすめです。

マタニティヨガでは骨盤周りのほぐしやバランスを整える、早くなった呼吸を落ち着かせる、 むくみで滞っているところを流す、心を落ち着かせるなどのメリットがあります。

それに加えて、赤ちゃんを意識しながら行っていくので、赤ちゃんとのコミュニケーションをとるという面でもおすすめです。

妊娠によって疲労が溜まりやすい骨盤周りがほぐれるとお腹も柔らかくなり、赤ちゃんも心地よく子宮で過ごせますね。

また腸の動きも良くなり便秘が気になっている方にもおすすめですよ。

自宅でマタニティヨガにおすすめな1冊

「でも、どうやってマタニティヨガを行えばいいの?」という妊婦さんもいると思うので、おすすめの1冊を紹介します。

本屋さんに行くとたくさんのマタニティヨガの本が並んでいます。

どれも素敵な本ですが、私はこの1冊を選びました。

「マタニティから産後まで使えるおうちヨガプログラム」を選んだ4つの基準

本屋さんを覗いてみるとたくさんのマタニティヨガ本が出版されている中で、わたしは4つのポイントを基準に選びました。

・写真が見やすいこと。

・内容がシンプルで、わかりやすいこと。

・エクササイズの要素ばかりではなく、ヨガ的な心にも響くようなアドバイスがあること。

・著者に出産の経験があること。

4つの基準を満たしていて一番響いてきた一冊が「マタニティから産後まで使えるおうちヨガプログラム」でした。

「マタニティから産後まで使えるおうちヨガプログラム」が参考にしやすい理由

本にはDVDがついてるので、本を見ながらヨガすることが苦手な妊婦さんも大丈夫です。

妊娠中に「マタニティから産後まで使えるおうちヨガプログラム」が作られていたのか、 著者 サントーシマ香さんのマタニティ姿でのヨガポーズの写真にとっても共感できるし、「こういう風にするのね」とわかりやすいです。

近くでマタニティヨガを教えてくれるところがない妊婦さん、もっとマタニティヨガを日々に取り入れたい妊婦さんは、 「マタニティから産後まで使えるおうちヨガプログラム」を参考に練習するといいですよ。

心穏やかなマタニティライフ

妊娠時期は目や頭を使うということもしたくなくなります。
わたしも妊娠初期の頃は読書好きなのに全く本が読めなくなり、パソコンに向かうこともできませんでした。

どうやらこれにもちゃんとした理由があり、目や頭を使いすぎると骨盤が開きにくくなるようです。

赤ちゃんが順調にお腹の中で育つための準備なんですね。

仕事の関係などで目を使う方は、蒸しタオルなどで目のケアも忘れずに。

また、赤ちゃんにたくさん話しかけると赤ちゃんも嬉しいそうです。

わたしたちが人と会ってお茶して会話をすることが楽しいように、赤ちゃんともお腹にいる時からコミュニケーションをとることが大切ですね。

お散歩やマタニティヨガをすることで、赤ちゃんと二人っきりの時間も作れて、運動不足解消とコミュニケーションの一石二鳥になります。

妊娠中も出産後も快適に過ごせるように、安産目指して日々を楽しみましょう。

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