残波JAM大トリ 沖縄のただのおっさん?ShimBowさんの三線弾き語りに心震えた

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残波JAMでの真のライブ大トリは犬式ではなく、キャンドルステージでのShimBow(シンボー)さんでした。

本当なら絶対聴くことができなかったShimbowさんのライブを奇跡的に体験することができました。

そして、めちゃめちゃヤバかった。。

犬式でブチ上がっていたテンションと体を三線弾き語りでスローダウンさせて、しっかり着地するまでエスコートしてくれました。

今の時代わからないことはGoogle大先生で検索すれば、大体のことがある程度までは分かりますよね。

ShinBowさん情報に関してはググってもほとんど出てきません。

沖縄のただのおっさんなのか?誰なのか?詳しいことはわからないけど、ShimBowさんヤバいです。

心震えるShimBowさん三線弾き語りオンステージ

犬式ライブに疲れ果ててテントに戻っていたわたしの聴覚を刺激する気持ちいい音が静かになった会場端っこから聞こえてきました。

「あっ、これShimBowさんじゃない?」と、動物の勘が働く感じでキャンドルステージに導かれました。

犬式ライブがわぁわぁ言っている中、サウンドチェック1、2。

話に聞いていたShimBowさんの風貌そのままの方が目の前にいました。

「ShimBowさんですよね・・・?」心でつぶやく。

「ここで聴いていてもいいですか?」と聞くと、優しく「サウンドチェック中だよ。いつ始めるかわからないけど・・・。」とわたしたちを受け入れてくれました。

押しに押すメインステージでの犬式の爆音ライブが鳴り止み、ちらほらとテントに戻ってきた人たちがShimBowさんのライブに集まってきました。

だって、すごくいい音色。そして、ShimBowさんの響く歌声はとっても美しいんです。

曲の合間合間になんて言っているのか全く理解できない、歴史ある沖縄弁(というか沖縄語と言いたい)を入れながらトークが進んでいきます。

何言ってるかわからないなりにも沖縄の歴史、歌う曲の背景をShimBowさんのライブを知ることが通してできました。

ShimBowさんの歌声に感動して涙が溢れました。

現場でしか味わえない音がそこにはあって、本当行って良かった。。

体の芯から細胞レベルで喜ぶ音に出会えたのはわたしの人生で2回目です。

誰も真似できないShimBowさんの世界観溢れる濃いライブはあっという間に終わり、最高の波動を送ってもらいました。

「沖縄語を残そう、伝えよう」と、近年は沖縄教育委員会もShimBowさんに古い曲をリクエストしてくるようです。

わたしたち内地の人間は本当沖縄語がわからない。

これだけ独自の文化がある沖縄にShimBowさんのおかげでさらに惚れました。

キャンドルステージってどこだったの?

キャンドルステージはエントランスをくぐって、宿泊用テントエリア手前にしっぽりと設営された小さなブースでした。

わたしも三線の音を頼りに近づいていかなければ、気づけなかったかもしれません。

それだけ静かでしっぽりとしたステージです。

サウンドシステムもメインステージや他のDJブースのような爆音仕様で組まれているわけでなく、カフェやバーでライブがあるときを想像してもらえたら丁度いいくらいのやかましくないスピーカー2発だけのステージでした。

シンプルな音の作りだからこそ、余計にShimBowさんの歌の力がダイレクトに伝わってきました。

Shimbowさんについて分かったこと

『Shimbow 沖縄』でググってみると、ShimBowさんのだと思われるHPが一番に出てきます。

しかし、HPを見ても更新が完全に止まってる状態でライブ情報もShimBowさんが何者かも正直よくわかりません。

「誰かweb関係で力を貸してやってくれないか?」と余計なお世話かもしれないけど言いたくなるレベルのHPでした。

HP以外にFacebookページもあって、FacebookページではHPよりかはライブ情報がありましたよ。

「他には?」と諦めずにShimbowさん情報を探したら、ShimBowさんは以前まで”古我地(こがち)”名義で活動していたことを発見しました。

古我地名義でやっていた時代には、アルバムも発表していたようで、少しだけど映像を見つけることもできました。

ShimBowさんについてはまだまだ情報がなくて、いつどこでライブがあるのかもわかりません。

いつかまた、ふらっとご縁が重なって生で聴ける日を楽しみにしたいです。

追記:この記事を公開したら、犬式 三宅洋平さんからTwitterでリプライが飛んできました。

ShimBowさん要チェックです!

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