「せっかくならキレイな海で遊びたい!」
海水浴シーズンがもうすぐそこまで迫ってきました。
海水浴場でも、特に人気の海に行くと、海が汚れていると感じる経験をしたことがある人がほとんどですよね。
「でも、ちょっと海が汚い。。」
実は、海が汚れていく原因は、私たちの無知な選択が原因かもしれません。
一つずつでも海のことを知ることで、これから気をつけるように変わって、いつまでもキレイな海を残していきたいですね。
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UV日焼け止めクリームの海への影響
「焼きたい?」「焼きたくない!」
夏の日差しにUV日焼け止めクリームを塗りますか?
海が汚れていく原因に、私たちが夏になると使用するUV日焼け止めクリームやサンオイルの影響があります。
UV日焼け止めクリームに含まれている成分の中でも、特に気にしたい成分は4つあります。
- パラベン(防腐剤)
- ベンゾフェノン(紫外線吸収材)
- ケイ皮酸(紫外線吸収材)
- カンファー抽出物(紫外線吸収材)
上記の4つの成分は、海を汚しているだけでなく、海水浴使用時に海に溶け出す量でも海のサンゴ礁を白化させる原因になると、イタリア・マルケ工芸大の研究チームが実証し、2008年2月16日に発表しています。
「ケイ皮酸」は有機化合物であったり、「カンファー抽出物」はクスノキによる植物由来の天然成分だったりと、化学物質由来の成分でなくても海を汚す成分が存在することには驚きです。
参考:47NEWS「日焼け止めでサンゴが白化 伊大学、実験で確認」
UV日焼け止めクリームを選ぶときのポイント
「化学物質無添加」だったら良いとならないことは、「カンファー抽出物」のサンゴ礁に与える影響からも想像できます。
海を汚さない成分を使用しているUV日焼け止めクリームを選ぶときのポイントとして、
Biodegradable(バイオディグレーダブル)と言われる、微生物によって無害な物質へと分解可能な成分、環境に溶け出してしまっても土や水に還る成分で作られているものを選ぶ
原材料の産地や製造方法をラベル裏面、HPできちんと明記してあって、確認できるものを選ぶ
海や地球に優しいということは、人のからだにも優しいと言うことに繋がります。
まとめ:人にも地球にも優しい選択をする
将来の皮膚ガン予防のためにも、夏の日差しのUV対策には、きちんとしたUV日焼け止めクリームなどでのケアが必要です。
同じからだに塗るものならば、人にも地球にも優しいものを使うことをオススメしたいです。
いつまでもキレイな海を残していきたいですね。