マタニティヨガ。
最近ではヨガスタジオや産婦人科で妊婦さん向けのヨガのクラスが行われています。
出産に向けて妊婦さんの体は大きく変化していきます。
大切な命を守りながら過ごす大切な約１０ヶ月間。
その間に、赤ちゃんがお腹の中で成長できるように母体の骨盤は大きく広がります。
骨盤のスムーズな広がりは妊婦さんにとってはとても大切です。
また、妊婦さんの血流量は妊娠していない時に比べて多くなり、心拍数も増加しています。
普段から運動をしていた人でも、少し動いただけで心臓がバクバクしたり息切れをしたりと、決して無理ができない状態になっているのが妊婦さんなのです。
普段から運動していない妊婦さんはもっと気をつけて動かないといけません。
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妊婦さんのマイナートラブル
個人差はありますが、妊娠中はお腹が大きく前へ出たり、自分でもこれまでに経験したことがないほど体重が増加する方もいます。
妊娠初期は自分自身でもあまりわからなかった体つきの変化が、妊娠中期になるにつれてどんどん実感することができるでしょう。
今まで着ていた洋服がきつくなったり、着れなくなったことで体の変化を知ることにもなります。
そして、妊娠中にはつきもののマイナートラブルも多く挙げることができます。
・つわり
・便秘
・腰痛
・むくみ
・めまい
・立ちくらみ
・胸やけ
・頻尿
・妊娠線
・痒み
つわりの時期は身体的そして精神的にも大変な時期なので、無理をせず安静にしておくことがとっても大切です。
この時期は甘え上手になって、休みながら頑張らないのがポイントです。
妊婦さんが運動していいと言われる時期は？？
安定期に入るとご自身の体調をみながら運動を始めることができます。
でも、安定期でもやはり無理は禁物です。
お医者さんに確認してから運動を始めましょうね。
わたしの場合は、「安定期に入りました。いつも通りに動いて大丈夫ですよ。」と言われました。
妊婦さんの体の中では赤ちゃんを守ることが優先されています。
今まで通りの運動ではなく、妊婦さんに合ったやり方がとても大切です。
・跳んだり跳ねたりしない。
・バタバタ走らない。
・頑張らない。
・お腹が張ったらすぐ休む。
これが鉄則です。
ウォーキングやプール、マタニティビクスなど妊婦さん向けの運動がある中でも、kubaluでオススメしたいのはやっぱりヨガです。
マタニティヨガで体も心も健やかに
今までヨガをしたことがある人も、ヨガのスタイルをマタニティヨガに切り替えて、母体やお腹の赤ちゃんにストレスがかからないようにヨガを行いましょう。
赤ちゃんと心の中でお話ししながらするヨガは、生まれるまでの期間限定なとってもスペシャルな時間。
変化する体、そして、赤ちゃんに対する思い、将来や出産への不安などの乱れがちな精神面も安定し、落ち着きを取り戻し安心した気持ちになれます。
呼吸もゆっくりすることで、気持ちもリラックスしてきて、程よく動くことで体のこわばりが緩められます。
リラックスしてお母さんが心地よくなっていると赤ちゃんもお腹の中で、とっても心地がいいようですよ。
ヨガのポーズを行っている時、呼吸法の時、いろんなタイミングでお腹の赤ちゃんからもポコポコと応答があります。
妊婦さんの時にしか味わえない貴重なヨガの経験になりますね。
マタニティヨガでむくみ改善
わたしは今妊娠６ヶ月ですが、ゆっくりしている時、リラックスしている時は胎動をよく感じることができます。
逆にせかせかと動いていたり緊張していると胎動は全く感じることができません。
赤ちゃんがお腹の中でのびのびと過ごすことができるためにも、お母さんが心地よく過ごすことがとても大切ですね。
また体重の増加が気になるとか、むくみが気になる妊婦さんはとっても多いですね。
むくみは体のだるさを引き起こし、仕事や家事を行うことが億劫になります。
むくみ対策は、食事から気をつけることも大切ですし、それに合わせてマタニティヨガなどで体の中の流れを改善することも大切です。
体の不調に頭を抱えている妊婦さんにもマタニティヨガはとってもオススメです。
妊婦さんのなんとかしたい日常生活に支障をきたすむくみ
妊娠後期に起こりやすいと言われるひどいむくみが、わたしは妊娠中期から起こりました。
夜になると、どんどんとむくみがひどくなり足や手の指までむくむようになりました。
朝起きると、ご飯の支度、お弁当の用意ができないほど手はパンパン。
包丁やフライパンが持ちにくい。
挙句の果てには、熱々のフライパンの蓋を滑らせやけどまでしました。
ペットボトルなどの蓋が開けれない。
ペンを握ることも一苦労、文字もいつものように書けません。
パソコンのキーボードも打てない。
車のハンドルを持つことも辛い。
髪を綺麗に結べない。
寝ている時も腕から手の指先までだるい。
手のむくみがもたらす辛さはあげるときりがないほど。。
私のようにむくみで悩んでいる妊婦さんも多いはず！
ひどい時は、一日中ずっとむくみが引かない時もありました。
薬も湿布もできませんから、妊婦さんは食事や運動でむくみを改善する必要があります。
そんな時に始めたのがマタニティヨガ。
そして、夕食を野菜中心で腹八分までにすることでした。
かなりこれでむくみが改善したので、残りの４ヶ月のマタニティ生活もなんとか過ごせそうです。
マタニティヨガの内容
（引用：akiko&captain とってもかわいらしいマタニティ姿がたくさん載っています。オススメです。）
妊婦さんは素早く動くことができません。
だから、マタニティヨガでは妊婦さんの体に無理がないようにプログラムされています。
お腹がとっても大きくなった出産が近い妊婦さんも参加できるヨガクラスです。
無理のない骨盤の動き、そして、ほぐしやヨガのポーズ、呼吸法を練習していきます。
恥骨と尾骨を結ぶ骨盤底筋を使う動きなども行っていきます。
股関節を大きく動かすことで足や骨盤のまわりの血液の流れ、筋肉の緊張を緩和していきます。
さらに、妊娠中はどうしても普段よりさらに運動することが減ってしまいます。
マタニティヨガでは、無理のない範囲で筋力アップのポーズも行います。
むくみなどの体の不調を改善だけでなく、出産の為に必要な筋肉を鍛えることも妊婦さんにとっては大切なんですね。
まとめ
妊娠することはとっても素敵なことです。
それと同時に人間をお腹の中で育て守るという大変さを知ることができます。
自分の母親やおばあちゃんに尊敬の意と感謝の思いを抱く貴重な経験になります。
受け継がれてきた命のバトンを受け取り、次の世代へ繋ぐ、とても重要な役割があなたに回ってきたのです。
妊娠中はいろんなトラブルが起こりやすい時期でもありますが、それは親になる為の大切なステップです。
今まで仕事や家事などで自分以外の方へ意識を向けていた人には、妊娠は半ば強制的に自分を本当に大切にする、自分へ意識をしっかりと向ける時期になります。
マタニティヨガを取り入れて、精神的、身体的にも健やかに過ごすのもいいですよ。
そして、あっという間に過ぎてしまうマタニティライフをどうぞ大切に。
