熊本地震から立ち上がろう!!!もう一度ひとつになる九州

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2016年4月14日に熊本県熊本地方を震源とするマグニチュード6.5 最大震度7から始まった熊本地震。

数日経っても揺れが収まらないまま、2016年4月16日に同じく熊本県熊本地方を震源とするマグニチュード7.3 最大震度6強の地震が熊本県をはじめ九州全土に大きな揺れを再びもたらしました。

この地震で被災した地域は九州広範囲に及び、今のところ熊本地震と呼ばれていますが、おとなりの大分県にも大きな被害をもたらし、最初の地震発生から1週間経過してもまだまだ揺れは続いています。

追記:東日本大震災のときと同じようにAmazonで各被災地のほしい物リスト(熊本地震)が公開されています。

九州新幹線開通の時のCMをもう一度!!!

落胆してしまいそうなくらいに九州全土を震撼させている熊本地震をきっかけに2011年に作られた大好きな九州新幹線開通時のCMに再注目したいです。ニュースで取り上げられたり、実際にも再注目されてきてるらしいです。

鹿児島中央駅から始まり、被災した熊本県を通るとき、外から新幹線に向けて手を振る熊本の人たちと緑あふれる美しい熊本の大地を見るだけで目頭が熱くなります。本当いつ見ても人の温かみが映像から伝わってきていいんですよねぇ。

このとき、5年後に熊本で地震が起こることを誰が想像しただろう。この笑顔をもう一度取り戻したい!!!!!

ONE PIECEの作者 尾田栄一郎先生も熊本県出身で、「必ずや復興のお手伝いをさせていただきます。どうかフンバッてください!!」とメッセージを送ってました。

熊本地震で活躍した通信手段

スマートフォンの普及によって、LINE、FaceBook、Twitterなど、SNS経由で被災した現地の方といち早く連絡を取ることができて、安否確認にとても役に立ちました。

熊本地震は、過去の阪神淡路大震災に匹敵する地震規模で、今回もメディアを通じて多くの情報が錯綜しました。

国や各県がいち早く救援物資を届けているにもかかわらず、届いた救援物資を配る人手が足りない問題はこれまでの震災同様に発生。

地震の影響で道が寸断されたり、建物が倒壊して道をふさいだりして、通行止が相次いだせいで車が通行可能な道に車が集まってしまい、大渋滞。救援物資を載せた運搬トラックがうまく進めない状況を作ってしまったり。そのため、救援物資を必要としている被災者に配られていない問題も起こっています。

被害にあった現場の声が行政まで届かない、もしくは人手や交通の便の問題で救援物資が届かないといった被災者の悲痛のメッセージを受け取ることができるtwitterやFacebook、LINEなどが大活躍しています。

テレビ以外からも情報をキャッチ

テレビニュースの情報だけに頼っていてはなかなか知ることができない情報は、SNSを通してweb上で拡散されています。これって災害時に限らず普段から言えることです。

被災者が発信するメッセージは多くの人に現場の現在状況を届けてくれています。

Facebookでリアルタイムで投稿、シェアされている生活情報速報を見てると、テレビで伝えてる情報よりもグッと貴重で知りたい新鮮な情報が入ってくることが多いです。

国や気象庁の公式情報を確認するには、テレビが確実かもしれません。でも、誰もがメディアになって情報を発信できる現代だからこそ、情報を仕入れる方法をいくつも増やしておくことでテレビや新聞では拾いきれない情報をキャッチすることが可能になります。

南阿蘇村で被災した親戚の話

私の親戚は熊本県阿蘇地方 南阿蘇村に住んでいます。

今回、16日の地震により、熊本と大分を結ぶ国道57号線から南阿蘇村へ渡る200メートルもある阿蘇大橋が、膨大な土石流によって崩落しました。

熊本市内から南阿蘇村へ向かうもうひとつの有名なルート、俵山トンネルを通るルートも使えないという情報も入ってきています。

一変した南阿蘇の美しい自然溢れる景色をテレビでは、数多く何度も取り上げられ「南阿蘇村は完全に孤立している」ように報道されました。

でも、実はそんなことはないんです。南阿蘇へ行けるルートはあります。

私の父親は、熊本県の南阿蘇村出身で被災した親戚にLINEで安否確認したり、電話が繋がるようになってからは現場で必要としてるものを聞いて、4月18日の朝に福岡市内から熊本県南阿蘇村へ向かいました。

南阿蘇村への到着は陽が落ちる前でしたが、救援物資を購入して諸々準備してから向かったにもかかわらず、予想よりも早く到着しました。

Facebookでの投稿に『南阿蘇が孤立しているというようにみなさんに受け取られていますが、行けるルートはあります!!誤解が広がっています!!』というものもあった。

4月18日 午後10時頃の話だけれど、今回の熊本地震で被災した親戚の家の長男は、朝から晩まで村の消防団の活動で忙しいみたいです。

「人手がとにかく足りない」と言っていました。南阿蘇でも救援物資が届いても届ける人が足りてない状況のようです。

自分の家のことが気がかりだけれど、震災後ずっと救援活動に駆り出されていて、家に帰れるのは夜暗くなってからが続いていて、被災した体に鞭を打って、他に被災して困っている人を助ける現地の人々の休む間もない状況に心配が募ります。

早急な被災者の避難所の確保を!そして、ボランティアの受け入れ体制を!

まだまだ地震が頻発している中、メディアではなかなかボランティアの要請が難しい状況です。

それに加えて、被災者の避難場所も溢れて確保できていない状態で、ボランティアを受け入れても寝てもらう場所がありません。

熊本への渋滞が起こって困っているから、救援に向かうのは控えてくださいと、何度も何度もテレビで言われている。

それも否定はできないけれど、行政の手が届かないところへ、被災者の声を受け取った人たちが向かうことによって、被害にあった人たちが安心できたり、すぐ必要なものが届いたと感謝の声も聞きます。

私が住む福岡では、熊本の家族、親戚、友人を助けに向かう人もいるし、今は行けないという人は、救援物資を各地に集められる指定の場所へ届ける人が続々といます。

福岡だけではなく、九州全体、そして、日本全体、海外からも救援の手が差し伸べられている状況に声高にいいたいです。

もう一度ひとつになろう九州!!!福岡、佐賀、長崎、宮崎、鹿児島の力をフルに使って、熊本地震によって被災した熊本県、大分県を助けよう!!

九州新幹線がつながった2011年、あの時の団結力を思い出して!!!!

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