セットリスト公開!長渕剛10万人オールナイトライブ行ってきた!

「夢を見てるような一夜でした」

長渕剛”ALL TIME BEST”ツアー中に発表されて、心踊らされた長渕剛10万人オールナイトライブが終わりました。

“ROAD TO FUJI”鹿児島前夜祭のときに一曲目で”桜島”を歌ったことで、オールナイトライブでも一曲目に”桜島”を歌うの?
桜島オールナイトライブ同様、最後の曲はやっぱり”Captain of the Ship”?

どういう曲順で何を歌うのか、ライブが始まる前から楽しみで仕方なかった。

濃密な時間すぎて始まりから終わりまであっという間に過ぎてしまったように感じるオールナイトライブをざっくりと振り返るよ。

※長渕剛ファンクラブツアー『THANK YOU ACOUSTIC TOUR 2016 FOR FANCLUB MEMBERS』のセットリスト、ライブレポートはこちらの記事をどうぞ!
セットリスト公開!長渕剛ファンクラブツアー2016 鹿児島2日目に行ってきた。

長渕剛ステージ登場はヘリで空から

ヘリが高度を落として低い高さで会場の周りをグルグルと旋回。

一週目は「ヘリで登場!?空からの登場は予想外だったー」なんて思ったけど、二週、三週と旋回を続ける中、沖縄の米軍基地がある場所ではいつも頭の上をグルグル飛ばれているのか、トラブル発生して墜落しませんようにと、ちょっとだけ不安と嫌に気持ちになりつつ、無事着陸して登場。

ヘリのホバリングの風圧で救護用テント2張が破損して、救護用テント内で働いていた女性看護師二人が怪我をするトラブルは起こってしまったものの墜落しなくて本当によかった。

一曲目はなんだ?

日米混合のバンドメンバーを引き連れてステージに上がってきた。
長渕剛が一曲目に歌うのはなんなんだ?
“桜島”か?もしかして”Run”か?

“JAPAN”でした。

現在の時代の空気とリンクしているようにも聴こえてくる”JAPAN”で納得。
“JAPAN”を作詞した当時の長渕剛の「どうなるんだ日本は?」って詩に込められた思いがこれまで以上に伝わってきた。

私はH−3ブロックで会場の真ん中より少し後ろで端っこのブロック。
音は綺麗に聴こえるし、照明で照らされたステージがとっても美しい。

会場からたくさんの日の丸と拳が突き上がりました。

長渕剛10万人オールナイトライブ セットリスト

長渕剛10万人オールナイトライブでは、全44曲が約9時間半かけて演奏されました。

第二部ではゲスト出演も用意されていて、突然「ただまいこ」とコールされて会場中が「誰?」となった後、美しい歌声にロックされたり、般若や長渕炎陣 でお馴染みの輪入道も1曲参加しました。

第一部から第四部までの全セットリストはこちら。

第一部(全14曲演奏)
01.JAPAN — 21:00
02.GO STRAIGHT
03.SHA-LA-LA
04.ひまわり
05.GOOD-BYE青春
06.愛してるのに
07.くそったれの人生 — 22:00
08.裸足のまんまで
09.かましたれ!
10.夏祭り
11.パークハウス 701 in 1985
12.THANK YOU WOMAN
13.泣いてチンピラ
14.勇次 —23:00
(23:23終了)

第二部(全14曲演奏)
15.とんぼ — 00:30
16.親知らず
17.三羽ガラス
−ゲストタイム てぃんさぐぬ花(Maico)
18.家族 feat. 般若,輪入道,Maico
19.SUPER STAR — 01:00
20.蝉
21.カモメ
22.ひとつ
23.しあわせになろうよ
24.女よ、ごめん
25.ファイティングポーズ
26.東京青春朝焼物語
27.桜島 — 02:00
28.巡恋歌
(02:07終了)

第三部(全7曲演奏)
29.絆-KIZUNA- — 02:55
30.LONG LONG TIME AGO
31.乾杯
32.CLOSE YOUR EYES
33.シェリー
34.鶴になった父ちゃん
35.STAY DREAM — 04:00
(04:05終了)

第四部(全9曲演奏)
36.明日をくだせえ — 04:45
37.青春
38.しゃぼん玉 — 05:00
39.Myself
40.ライセンス
41.富士の国
42.明日へ向かって
43.SUCCESS — 06:00
44.明日へ続く道
(06:25頃終了)

ミラクルが連発する第四部

空が少し明るくなりだして富士山も頂上だけひょっこり雲が晴れて見えるようになってきた中、第四部がはじまりました。

5:35頃に富士山の向こう側から朝日が登ってくるまで、20分以上続いた”富士の国”。

第四部スタートと同時に少しずつ雲が無くなって、富士山が綺麗に姿を現わす過程や”富士の国”の伴奏がはじまったタイミングで一羽の大きな鳥が会場後方から富士山へ向かって飛んでいったり、ミラクルを連発する何か持ってる男 長渕剛。

富士山から上る朝日を拝みながら、オールナイトライブに来てよかったと心の底から感じた。

ライブが終了する最後までまだまだ喉も体力も余力ありげでいつもの「また会おう!」と告げる姿は、58歳のおっさんだとはどう見ても思えないよ。

とにかくまだまだ聴きたい曲がたくさん

戦争や原発へのメッセージを歌にした曲も数多く演奏され、同じ長渕剛ファンと言えども10万人集まれば主義や考え方も違ってくることは当たり前で嫌悪感や不快感を感じたお客さんも中にはいたかもしれない。

特に、第二部で演奏された”カモメ”や”家族”は顕著に好みが別れる曲だったんじゃないかな。

最近のライブで魅せる大人な雰囲気があるブルージーなアレンジはオールナイトライブではやらずに、 アッパーでロックなバンド構成とシンプルなアコギ一本弾き語り、オーソドックスな2本の柱でメリハリを作った「THE長渕剛ロックンロールショー」と呼べる伝説の一夜でした。

体力的には十分ごちそうさまなボリュームなのに、まだまだ聴きたい曲がたくさん残っているのは本当にスゴい。

一ファンとしては、また桜島とかどこかで長渕剛本人が元気なうちにやってほしい。

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