瞑想の効果と簡単なやり方。頭の中が忙しい時にしてみよう!

無意識のうちに感情に流されている

日常生活において冷静な判断を迫られるときは多々あります。

実は、判断を迫られるときに多くの人は自分の感情に流されて冷静さを失っていることに気づいてません。

冷静さを失っているときは良かれと感じたのに後で後悔したことありますよね。

日々を機械のように忙しく過ごしているうちに、頭の中が忙しくなってしまい、その忙しさのあまり判断を誤ることもあります。

私たちの判断を司る働きは脳の働きによって行われます。

疲れたとか、頭の中に駆け巡ることなど意識していなくても、ついつい人は頭の中で起こる思考に無意識のうちに占領されていきます。

無意識の状態を意識的に変更していきたいですね。

日々考えていることが日常になるということは多くの文献でも明らかです。

無意識の中でついつい考えてしまうことといえば、未来への不安、仕事のこと、家族のこと、帰り慣れた道順、お金のこと。。

一つの考えはいつの間にか自分の中に深く根を張り、そこから起こる感情によって私たちはコントロールされています。

脳と瞑想 不安に流されない自分づくり

脳は繰り返し行う作業によって、それが脳にとって容易な作業へと変化していきます。

例えば、数字が苦手な人が数学を学ぶと数字にいつの間にか強くなるように、脳は習慣化した作業において優秀になることができます。

つまり、日々を不安で満ちた状態で過ごすということは、不安のスペシャリストになるだけで、幸せのスペシャリストからはどんどん遠ざかって行く原因になるだけです。

脳という未だ未知の部分が多い私たちの大切な核を、もっと自分にとって理想的な状態にもっていきたいですよね。

自分の想像する理想の自分になるために繰り返し脳を刺激することで、自分が思い描く理想の人生を歩むにはどうしたらいいでしょう。

答えは瞑想を行うことです。

瞑想とは、無意識に起こる思考を停止し、何かに心を集中させることとされています。

MRIを使って脳の中で行われていることがどうなっているかを現代ではどんどん研究されてきています。

瞑想においては、科学者が想像していたよりも大きな変化が脳に現れていることが発表されています。

瞑想で脳を鍛えることによって、私たちはより自分が望む人生を歩んでいけます。

スティーブ・ジョブズ、マドンナやイチローといった世界で活躍している人も、瞑想を行っている有名人としてあげられています。

彼らのようにセルフコントロールを行い、自分の日々の暮らしをより豊かにしてください。

瞑想の簡単な方法

  1. リラックスした状態で座る。壁や椅子にもたれかかっていいので、背筋はまっすぐに伸ばします。寝てしまわなければ、仰向けの状態もオッケーです。

  2. リラックスできる服装で行い、部屋の気温も暑くなく寒くない程度の快適な気温で保ちます。

  3. 呼吸に意識をむけてみます。寝てしまうようであればどこか一点を見つめて目を開けておきます。
    吸う息と吐く息の長さに意識を向けてみたり、吸う息と吐く息の切り替わるポイントに意識を向けてみたり、心の中で「吸って、吐いて」と言いながら呼吸に意識を向けてください。

まずは5分から初めて慣れてきたら、10分、15分と増やしていけば十分です。

瞑想の効果

瞑想の効果は集中力が高まる、幸福感が増す、感情に流されず精神的に安定する、クリエイティブになるなどが挙げられます。

脳は様々な情報を処理していますが、脳の処理能力は加齢とともに低下していくとされます。

瞑想を行うことで脳の老化を遅らせることができ、情報を処理する脳の神経細胞の集まる灰白質にプラスに働きかけます。

精神的に不安定になったりすることの要因に、老化による脳の萎縮が関係しているのですね。

精神が安定し、クリエイティブで幸せなライフスタイルを送るために瞑想する時間を積極的に見つけてください。

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