どうも、長渕剛の音楽で日本一踊れるゴウ(@go9006ob)です。
9月23日は福岡サンパレスへ、長渕剛ファンクラブツアー『THANK YOU ACOUSTIC TOUR 2016 FOR FANCLUB MEMBERS』に行ってきました。
今回のファンクラブライブへは鹿児島を含めて2回目の参加です。
いつものバンドセットとは違うゆっくりと静かで、基本拳を突き上げることもない長渕剛のファンクラブライブは2回目でもやっぱり行ってよかったです。
しかも、福岡ではファンクラブツアー鹿児島2日目で魅了されたジャジーでブルージーな長渕剛じゃありませんでした。
ライブレポートセットリスト公開!長渕剛ファンクラブツアー2016 鹿児島2日目に行ってきた。
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ステージにグランドピアノ
もしかして、剛がピアノ弾き語りもするの?
なんとファンクラブライブ福岡では、グランドピアノがステージ下手側にセットされてました。
鹿児島でのファンクラブライブのときは、ステージ中央にマイクと椅子だけがセットされたとってもシンプルなステージでした。
否が応でも鹿児島とはまた違うライブが見れることを期待してしまいますよね。
いざライブが始まるとグランドピアノがサス(ステージ天井から吊るされた照明)で抜かれて、ジャズを感じるメロディーを響かせはじめました。
ピアノを演奏しているのは長渕剛?イヤっ、違う。
客席側に背中が向いてるから顔は分からない。
でも、剛じゃないオッさんだ。
ピアノのグルーヴに乗りながら、下手側からスーツ姿で決めたダンディーな長渕剛が登場して、ステージ中央をサスで抜きます。
ハーモニカを吹きはじめると、ピアノのグルーヴに絡まってブルージー極まりないんですよ。
ピアノ生演奏がプラスされたことでヴィジュアル的にも、大人のジャズバー感が半端なく増して、理想を言えばドリンク片手に揺れていたかった。。
鹿児島より音が良かった気がした
ピアノの演奏が加わった福岡でのファンクラブライブは自分の座席位置の違いなのか、鹿児島の宝山ホールで聴いた音よりも音が良かった気がしました。
ちなみに、今回の座席位置は2階席最前列で、鹿児島のときは一階席後方エリアでした。
目の前の視界が大きく開けた空間は伸び伸びと普段以上に快適に楽しめて最高ですね。
客席での音の聴こえ方にこだわりをもつ長渕剛だからこそ、座席位置で音が良くなることないと思いつつ、やっぱりたくさんの人間で少しずつ音が遮られたりするんでしょう。
もしかしたら、それプラスでピアノ生演奏に変わったことから、鹿児島のときよりもグッと前にピアノの音が出てきたように感じて音が良くなったように聴こえたのかもしれませんね。
ピアノ演奏は中西康晴
あのピアノのおっさんは誰?って疑問を拭えぬまま、ライブ終盤まで紹介がありません。正体不明でした。
最後のピアノ演奏曲の前に紹介が入り、素敵なピアノを演奏していたオッさんは中西康晴さんでした。
中西康晴さんは、80年代、90年代の尖っていた時代に長渕剛サウンドを一緒に創り出していた方です。
“Bye Bye“に始まり、”時代は僕らに雨を降らしてる“、”LICENSE“、”NEVER CHANGE“、”昭和“、”JEEP“、”家族“、”ふざけんじゃねぇ“と、実は数えだしたらキリがないほど中西康晴さんのピアノを聴いてました。
今回のライブ出演に関して、数回のリハのみでほとんどぶっつけ本番だったらしく、残りのファンクラブツアーでも出演するのかが気になるところです。
長渕剛ファンクラブツアー 福岡 セットリスト
ほぼ鹿児島や他と変わりないセットリストでした。
セットリストは同じでも、ピアノ生演奏で鹿児島で行ったときとはまた違う王道アコースティックライブな印象になりましたね。
O1.BAY BRIDGE
02.生意気なパートナー
03.MOTHER
04.かりそめの夜の海
05.Rainy Drive
06.LICENCE
07.海
08.JEEP
09.かましたれ!
10.交差点
11.愛してるのに
12.夕焼けの歌
13.ガーベラ
アンコール
14.花菱にて
15.myself
16.夏祭り
17.乾杯
“乾杯”は失敗
最後に歌った“乾杯”がギターを聴かせる気持ちが強すぎました。
歌ってるときとギター弾いてるときで、イメージがかけ離れすぎた“乾杯”に仕上がっていて、とにかくマッシュアップ感がすごい。
ギタープレイ中は激しいグルーヴにテンション上がってめっちゃ踊って、歌い始めると転調してゆっくりと聞く音の展開に正直別々で聴きたかったです。
長渕剛の狙いは、“激愛”や“くちづけ”の弾き語りライブアレンジバージョンみたいな感じだったのかもしれません。
それをやるにしても、“乾杯”のチョイスは曲の質感的にちょっと違ったかな。。
2階席から1階席を見下ろすと、お客さん置いてかれてる感が少しありました。
ギター一本で歌わない長渕剛も見たい
“乾杯”のギターパートだけの部分でもとっても好物でした。
と言うこともあって、いっそのことギター一本で歌わない長渕剛も見たいものです。
たとえば、ギターだけでグルーヴさせるインストだったり、バンド編成ならジャムセッションで掛け合いしたり、あえての引き算してみたりのパートをライブ中に挟んでみたりもいいですね。
もちろん完成度の高いエンタテインメントショーも好きです。
加えて、ふとした一瞬に人間味が浮かび上現場感満載なライブも好きだから、楽器だけで魅せる長渕剛も見てみたい思いが芽生えました。
アンコールに”さようならの歌”を
最後に歌った“乾杯”には良くも悪くもやられた感はありました。
まぁ、それでも十分に楽しませてもらえたからオールオッケーです。
欲を言えば、剛コールの粘り勝ちで“さようならの歌”だけでいいからアンコールを歌いに出てきてほしかった。
今回のファンクラブツアーはほぼ2時間でピシャリと終演していて、何か公演時間の制約があったりするのかもしれませんね。
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