スマートフォンの普及やパソコン作業が中心の仕事が増えて便利な世の中になりました。
一方で、体の不調を訴える人が増えてきています。
あなたの身の回りの人から、目が乾く、イライラする、肩が凝っているという話を聞きませんか?
サッと読むための見出し
眼を酷使する現代人
私たちは、情報の90%以上を眼から得ています。
電化製品を利用することが少ない人でも、視覚という感覚を中心に生活しています。
都会に住むほとんどの人たちは、薄型のTVやスマホ、PCなどを利用することを更にプラスしている状態です。
かなり眼を酷使している状態であり、これは、現代を生きて行く上でなかなか避けれない状態になっています。
眼を守ろうと決意して、一切スマホもPCもTVも見ない、ビルのない自然に溢れたところに引越しして暮らすことができる人はどのくらいいるでしょうか。
フットワークの軽い人だったら簡単かもしれませんが、そういうわけにはいきません。
ディスプレイ作業で引き起こる病気
パソコンのディスプレイやスマホのディスプレイなどを長時間見続け作業することにより起こる、 眼に関する様々な不調、体の不調、精神的な不調を総じてテクノストレス眼症といいます。
長時間同じ姿勢のまま画面を見て、眼のピントを合わせたままにすると眼の機能がフリーズした状態になります。
眼の周りの筋肉が疲労してくるのです。
同じ姿勢のままなので、肩こりや腰痛も起きてきます。
まばたきの回数が極端に減るため、涙も減りドライアイになります。
眼のピントを合わせる視神経は自律神経につながっているため、
交感神経と副交換神経への切り替えの乱れが起き、
不眠やイライラする、不安になるなどの症状も出てきます。
テクノストレス症候群の予防と改善
ではこの悪循環を解消する方法を上げていきましょう。
- 眼を閉じる。
- 5分に1回は遠くを見る。
- 意識してまばたきをする。>
- 深く椅子に腰をかけ、足裏を床につける。
- 背筋を伸ばしストレッチをする。
現代のテクノロジーと上手に付き合っていきましょうね。
目薬には防腐剤が含まれていることが多いため、一日3〜4回の使用がいいようです。
ドライアイ解消には防腐剤の入って無い使い切り目薬がオススメです。
参考:Women’s Health