頭の中でいろいろなことを考えながらバスに乗っていたら、あっという間に目的地に着いていました。
よくある会話で「もうこんな季節になったね。」とか、「あっという間に一年がすぎたね。」みたいなことを話しの節々で言っちゃった経験ありますよね。
わたしも一つずつ年を重ねていくにつれて1日1日があっという間に感じるようになってきました。
旅に出たときのことを思い出すと、たった1ヶ月だけだったのにすごく長く感じたりします。
ゆっくりと田舎に行って過ごしてみると、都会にいる時よりももっとゆっくり時間が過ぎているように感じたりするんです。
逆に、早く解決したいことがあるのになかなか時間が経たないこともよくあります。
例えば、仕事中や学校の授業中になかなか時間が経たない経験は誰もが一度はしています。
学生時代に明日テストで勉強しないといけないのに、あっという間に夜になって勉強する時間がなくなったことも遠い記憶の中に残っています。
自分の経験を思い出しても、同じ時間なのに長いと感じる時間と短いと感じる時間があって、時間の感じ方がは自分の置かれた環境や状況でまるで違います。
サッと読むための見出し
子供と大人が感じる時間の速さの違い
子供のときよりも大人になってからは、一つの時間の進むスピードは子供のときよりグンと勢いを増して、あっという間に年を取った気がします。
あぁ、誰しもが年を重ねるごとに「どんどん時間のスピードは早くなるんだ。」と、子供と大人だと1日の時間のスピードは生きた年数が違うから思っていました。
例えば、ある1日が3歳の子供の場合は、1095日分の1日、30歳の大人の場合は、10950日分の1日になります。
人生経験値が大きく増えた大人の方が時間を感じるスピードは早い。
もっと数字的に分かりやすく説明すると、3歳は365×3=1095のスピード、30歳は365×30=10950のスピードです。
年を重ねるとこんなに時間を感じるスピードが違うんだとなんか寂しい気持ちになりますね。。。
時間を感じるスピードは遅くできる
時間を感じるスピードを年齢を重ねても遅くすることができたら嬉しいです。
同じ年齢でも人によって時間の感じ方は違います。
例えば、大人になって出会った人たちで、いつも若々しい人いますよね。
年齢が同じでも全く衰えを感じさせない人、どこからこの違いが生まれるんだろう。
それは、マインドフルであるかどうかということがキーワードになるようです。
マインドフルとは、簡単に言ってしまえば、「今を生きる」ということです。
未来や過去の時間軸に左右されず、どれだけ今を生きるのかが大切なんです。
今に集中する。簡単なようで難しいですね。
毎日に新鮮さを
日々の暮らしの中で、どれだけ新鮮な経験をするのかが大切です。
慣れていることをただこなす毎日は、時間の経過が早い。
子供のときに時間が経つのが遅く感じることは、脳の中にまだたくさんの余白があって、毎日の経験がとっても新鮮なことを意味するんです。
大人になると、脳の中に余白がどんどん少なくなって、これまでの人生で得た経験値のせいもあって、毎日の生活の中で新鮮さを感じることが少なくなってきます。
大人になっても新鮮な経験を継続して感じている人たちは、年齢に関係ない若さがあるように思えます。
そういった人たちの1日の時間の経ち方も、もしかしたら、ゆっくりなのかもしれません。
同じことを繰り返すことは悪いことではないと思います。
子供の時のような新鮮な経験を毎日するを目標にするには難しさがあるけれど、新鮮さを取り入れることで充実した時間を過ごしていけるんだと思います。
いつもの帰り道を変えてみたり、読書をしたり、旅をしたり、知らない人と会ってみたり、人生にもっともっと新鮮な刺激を取り入れて行くことで、あっという間に過ぎている時間のスピードを遅らせたいですね。
時間はお金では買えません。
日々の時間を大切に。