最近よくテレビで植松電機社長 植松努さんの特集を見ます。
夢を持ちながらもその夢をあきらめてみたり、自分の夢とは違う町工場の仕事で必死に会社や家族を守ってきたりと波乱万丈な人生を過ごされながらも、現在リアル下町ロケットとして植松努さんは評判です。
大変な時期を乗り越えた今では、大学やJAXAと協力しロケットを打ち上げ、人工衛星開発など、宇宙事業もされている本当にすごい人です。
植松努さんが発信するメッセージには、植松努さんご本人の経験から溢れ出すパワーを感じた上で、実体験から出る言葉には魂が宿るんだなと再認識させてもらえます。
こどもから大人まで、そして日本だけでなく国境を越えた世界中の人にメッセージが伝えられています。
2014年のTEDで話す植松努さんの動画がアップされていて、もう植松努さんのことを知ってる人も多いと思いますが、何度聞いても「よし!」って元気が出てくるから紹介します。
サッと読むための見出し
植松努さんのTEDスピーチ
『「どうせムリ」は人間の自信と可能性を奪ってしまう最悪の言葉です。』と植松努さんは言います。
人は自信が無いと生きていけない、自信がない人は自分の自信をお金で買おうとする、自分で作り出すことができないは人から奪おうとするなど、心に刺さる言葉がバシバシ聞くことができます。
「どうせムリ」から「だったら、こうしてみたら?」へ
「どうせムリ」あなたはこの言葉使ったことありませんか?
「どうせムリ」は簡単な言葉であり、努力をしなくなる、そして人をダメにする。
「どうせムリ」を無くすと世界が変わる。
そんな言葉に出会った時には「だったら、こうしてみたら?」という言葉で返しましょう。引用:TEDでの植松努のプレゼンから
植松努さんは、日本や世界を変える為に「どうせムリ」を無くす活動に賛同してくれる仲間を募っています。
やったことがないことをやりたがる人、あきらめない人、工夫する人が増えたら世界は変わって行くから、「自信をとりもどすためにはやったことがないをやってみよう!」と伝えています。
諦めることを人生の中でたくさん経験した人もいるかもしれません。
「まずいと思ったら逃げていいんだよ」と植松努さんは言います。
一回きりの人生をぶっつけ本番なんだから失敗することだってあるし、その失敗をよりよくする為のデータだと思うこと。
「自分なんて」と思わなくなると世界を救うといいます。
「できる理由」を考えていこう!
自分自身の人生を振り返ってみても「どーせムリ」と思ってしまった経験や、できない理由を探したことがあるかもしれません。
もし、そういう風に今まで過ごしてきてあきらめ癖がついているなと感じたら、そこに気づいたときがあなたの人生が変わる、動き出す、輝きをとりもどすタイミングです。
ぜひ「だったら、こうしてみたら?」と自分に問いかけたり、大切な人にこの言葉をかけてあげてください。
お金がないとできないとブロックがかかっている人にも大切なことは、お金がないことはあきらめる理由にはならないことを伝えてあげてください。
自分にできないことが多いと人にやってもらわないといけないので、お金がどんどん必要になります。
毎日の暮らしの中で「どうせムリ」を使うのではなくて、「こうしてみたら?」を問いかけ、どんどん生み出してあきらめずチャレンジすると、できる理由が見つかってきます。
自分にできることが増えるとそれが誰かの役に立ち、お金がないからできないというブロックが外れていきます。
植松努さんの実体験からのメッセージは、知らず知らずの内に心の奥底に封印した子供の頃から持っている輝きを刺激するものです。
「こうしてみたら」で「思いは招く」を実現
どんな人にも人生におけるドラマがあって、「だったら、こうしてみたら?」の言葉に助けられながら、自分の人生に光を取り戻すことができます。
植松努さんのお母さんが植松努さんご本人に贈った言葉に「思いは招く」があります。
その思いから自分の道がどんなに距離があろうとも、私たちはその距離を知ることはできません。
だけれど、あきらめない、工夫する、そして自分の夢を色んな人に伝えることによって、思いまでの距離は縮まるのかもしれません。
これが私たちに与えられた人生なんです。
その道を「どうせムリ」と思って生きるのか、自分の光を輝かせながら「だったら、こうしてみたら?」と思って生きるのかでは、毎日の幸福感もそして、自分の自信を削るのか、大きくするのかも変わってきますね。
「思いは招く」。
ムリと言ってくる人はあなたがしたいことをやったことがないからです。
そんな言葉に自分を消耗するよりも、気にしないでやったことがある人を探したほうがず何倍も有益です。
「こうしてみたら?」と自分や周りの人と考え、チャレンジして、助け合いながら生きていきたいですね。
先日見たテレビ番組で植松努さんに向けて「次の夢はなんですか?」と質問があり、「飛行機の技術ではアメリカまでの移動時間は縮められないけれど、宇宙に一度出てアメリカを目指せば4時間で行ける。」と言っていました。
「早い時間で移動できれば、災害などが起こった時にできるだけ早く助けに行ける。」からだそうです。
クリエイティブに生きる人の発想は夢と希望が溢れています。