9月29日、フランス・パリでパリコレこと2016年春夏シーズンの新作を発表するファッションウィークがスタートしました。
「こんな服誰が着るの?」と疑問を持たずにはいられないオートクチュールのファッションショーや、新しい発想でオリジナルな世界観を提示するファッションショーなど、普段自分自身では着ないブランドの洋服であっても、こだわり抜いて作られるハイセンスな空間を見ることができるから、ファッションショー見ることが昔から大好きなんです。
その中でも、一番に楽しみにしていたブランドのファッションショーが早速初日に開催されました。
デザイナー森永邦彦さんが手がける「ANREALAGE(アンリアレイジ)」のファッションショーです。
森永邦彦さんはちょうど1年前の情熱大陸でもピックアップされていた方なので、情熱大陸をみて森永さんやANREALAGEのことを知った方も多いんじゃないでしょうか?
パリコレ参加3回目となる「ANREALAGE」のショーは、「はぁー。。」と一人で見ながら、ため息が漏れるほど美しいです。
ANREALAGE 2016S/S「REFLECT」
楽しみにしていた「ANREALAGE」2016年春夏コレクションのテーマは「REFLECT」。
「REFLECT」のテーマ通り、ファッションショーではストロボなどの点滅する光を使った演出。ANREALAGEの服を着たモデルさんにチカッチカッと繰り返す光が当たる度に、洋服が光を反射して、色や柄が一瞬で現れては消える構成でした。
2014年春夏コレクションテーマ「SHADOW」、2014年秋冬コレクションテーマ「LIGHT」から更なる進化ですね。
洋服、一点一点がインタラクティブアートの装置みたいなことになってて、ワクワクさせられすぎます。
実はANREALAGEのショーの空間が一番の楽しみ!
ANREALAGEのショーで実は一番の楽しみは、一つ一つこだわり抜いて作られた感をビシバシ感じさせるステージです。
今回のショーの音楽は、サカナクションの山口一郎がサウンドディレクションを担当していることから、パリコレ開催前から話題にもなっていて「どうなるんだろう??」と思っていました。
AOKI takamasaがサカナクションの楽曲をどうリミックスするんだろうといった点でも興味津々でした。
結果は映像を見てもらえればわかりますが、これぞANREALAGEワールドと呼べる無機質な雰囲気とと有機的な質感が混在した空間がプロデュースされてました。
ANREALAGEのファッションショーの雰囲気が大好物で、叶うならいつかその場で踊りたいです。