私の父は阿蘇で育ちました。
盆と正月はとにかく阿蘇へ行き、阿蘇の大自然に包まれ癒されていました。
当たり前になっていた阿蘇も、年齢を重ねるにつれて日々の生活を優先し、足が遠のいていました。
私は生まれも育ちも福岡ですが、阿蘇を求めるDNAはしっかりと父から受け継いでいます。
久しぶりに家族からのお土産で、阿蘇のおいしい水を汲んできてもらいました。
阿蘇には自然の恵みがたくさんあります。
ひとつはおいしい水。
父の生まれた家でも、未だにずっと水が垂れ流しの水場が家に隣接してあります。
天然のミネラルウォーターが24時間垂れ流し。
都会で普段、水を買っている私たちにとっては、なんとも贅沢な状態ですね。
サッと読むための見出し
人の体と水の関係
綺麗な水は人の細胞を活性化させます。
阿蘇の水を久しぶりに飲んだ私の体も、不思議と水を飲んだ後はとても元気になります。
私たちを作る60兆個の細胞は、水によって支えられ、水によって成り立ちます。
例えば、体重60キロの人の3分の2がおおよそ40リットルの水ということ。
細胞液、リンパ液、血液すべて水が大本になっているのです。
水は私たちの生命活動になくてはならないものです。
体温調節、腎臓の働き、血液の流れを整え、肌を整える上でも水はなくてはならないのです。
水によって新陳代謝が促進され、体に溜まった老廃物も外へ排出されやすくなります。
腸の中の細菌や酵素を活性化するにも水は重要な役割をもちます。
人の体が1日のうちに排出する水分量を合計すると約2.3リットルになります。
1日のうちに汗など感じなくても皮膚や呼吸で失われる水分量が約1リットル、尿や便として排出される量が約1.3リットル。
この数値から見てもわかるように、私たちが生きて行く中で水の補給はとても大切です。
まとめ
というわけで日本全国の皆さん、九州を旅行する際は是非阿蘇へ訪れてみてください。
阿蘇神社の周りには、水基と呼ばれる無料の水飲み場が至るところにありますし、南阿蘇の方には湧き水が毎分60トン溢れる白川水源もあります。
温泉も各地にあって、まずどこへ入っても水がとても素晴らしいので、都会の水に慣れている私たちにとっては、どこの温泉に入っても体が細胞レベルで喜びます。
そして、ぜひおいしい阿蘇の水をたっぷりと堪能してください。
体の内側から「おいしい水をありがとう」と声が聞こえて来るようです。
参考にさせていただいたサイト
なるほど元気倶楽部「”水”は、自然治癒力の要」
SUNTORY 水と健康「水の飲み方は大切」