『将来なくなる仕事・消える職業』というワードを1年前くらいから雑誌やネットで見ることが多くなりました。
科学技術の進歩でコンピューターのスキルが上がるに連れて、人間がこれまで行っていた仕事が機械に取って代わられるためなんですってね。
「なくなる仕事」や「消える職業」には、銀行の融資担当者、スポーツの審判、不動産ブローカー、レジ係、ホテルの受付係などなど、、割と想像できて、納得してしまえる仕事や職業がたくさん並びます。
「この仕事って機械でもできるな」と思える仕事や職業って日常生活の中でも、結構たくさん出会います。
一方で「なくならない仕事」や「消えない職業」も当然あって、先日、マンションの引越しで来てた引越し業者さんたちの動き、仕事っぷりを眺めていて、引越し業者はこれから先もなくならない仕事だと確信を持ちました。
引越し業者さんの動きは機械じゃ真似できません。
機械じゃ真似できない引越し業者さんの動き
一度でも自分や家族、友人の引越しを、引越し業者にお願いしたことがある方なら想像がつくかもしれませんが、引越し業者さんはびっくりするくらい俊敏かつ丁寧に重たい荷物から軽い荷物まで階段やエレベーターを使って運び出したり、運び入れたりします。
「本当よくあんなに大きな冷蔵庫運べるな。。」と感心しながら眺めてました。
幅の狭い階段だろうが、天井の低い扉だろうがおかまいなしに、引越し業者さんたちは建物の壁や床、家財道具に傷をつけないようにしながら運びます。
仮に、幅が広かったり、天井が高い場所限定の引越し作業なら、電化製品やテーブル、ソファーとかの家財道具は、機械が代わりに運んでもらう作業をすることも不可能ではないような気もします。
でも、そんなだだっ広い幅や天井の高い建物はかなり限定されます。
子供の頃に遊びに行った昔ながらの団地とかは思い出すだけでも、階段や廊下は結構狭いですもんね。
あと、段ボールに入った荷物は大きさも重さもめちゃくちゃだし、物によっては持つ場所によって段ボールの形が崩れて中身が溢れる可能性もあるから、そこまでは機械じゃ難しくて真似できないでしょう。
機械ができないレベルの絶妙なさじ加減を必要とする仕事をするしかない
もしかしたら、2020年東京オリンピックの時までには、誰にでもできるような一部の仕事や職業は本当になくなっているかもしれません。
誰にでもできるような仕事は機械にお願いして、人間はもっと創造力を発揮する仕事に取り組んだ方がいいとも考えれますが。。
この間TVでやってたMステ10時間SPの初音ミクLIVEとか、歌手が機械(ボカロ)でもお客さん盛り上がっててオッケーだとわかっちゃったし、何の仕事や職業が大丈夫なんて言えないような時代です。初音ミクが映し出されるスクリーンの両脇で人間が楽器を演奏している姿はなんだか不思議で奇天烈な感じでした。
機械に取って代わられたときはそのときで余った人間の溜まったエネルギーが更なる新たな世界を開いていく気がします。
データだけや機械ができないレベルの超越した絶妙なさじ加減を必要とする仕事をするしか人間はありませんね。
ひとまず引越し業者さんはドラゴンボールで登場するポイポイカプセルがリアルに発明されて実用化されることにならない限り大丈夫でしょう。