冷え込みが厳しい日は寒さにばっかり意識がいってしまいがちで、どうしても普段より注意力散漫してしまうものですね。。
iPhoneをポケットに入れっぱなしで洗濯、水没させてしまいました。
iPhone水没した翌日から10年に一度の強烈寒波到来だったこともあって、外に出るのが嫌でデジタルデトックスを数日間体験してみました。
数年ぶりのiPhone断ちは、日頃の行動の中でルーティン化していた無意味なスキマ時間に気づく、気持ちいいデトックスになりました。
サッと読むための見出し
時間が大体でしかわからない
日常的に腕時計をする派ではないぼくは、iPhoneが水没してイってしまったことで、外出時に正確な時間を知りたいときにすぐ知れない状態になりました。
「朝日が上ってきたから7時半くらいかな」、「太陽が頭の上に上ってきたから正午くらいかな」、「ボチボチ太陽が沈んで暗くなってきたから18時くらいかな」みたいな感じで数日を過ごしてみてます。
今が何時何分だと正確な時間を刻み続けることは、現代社会の一員として生活する上では重要かもしれません。
しかし、個人の生活リズムを優先してみると、今が何時何分だと細かいことはかなりどうだっていいことに気づきました。
大体の時間感覚があっていれば、仕事や誰かと約束や待ち合わせをしていない限り、何とでもなるもんですね。
時間を社会と共有せず、自分を中心に置いた時間軸で過ごすことはいつもより開放的な感覚になります。
もしかしたら、知らず知らずの内に時間を意識することで”時間”という見えない存在にがんじがらめに捉われていたのかもしれませんね。
SNS離れで情報の断捨離
今まではちょっとした空き時間だったり、それこそ暇さえれば用事がなくてもiPhoneを取り出し、Facebookやtwitter、InstagramなどSNSをチェックする毎日でした。
テレビの芸能ニュースでベッキーの不倫騒動だったり、SMAP解散騒動だったりと同じくらいSNSもどうだっていいんです。
中には、知れて嬉しい情報だったり、知りたかった情報もありますが、本当に知りたい情報に出会い、学べる精度を高めるためには紙の書籍に持ち替えてしまったほうが分がある気がします。
Kindleで電子書籍って手段もありだけど、デジタルデトックスするという意味で考えると、あえて紙を選んでもいいかもしれません。
iPhoneの外の世界へ
iPhoneが無いから音楽も持ち歩けないし、歩きスマホもできないんですよねー。
好きな音楽を聴きたいときに聴くことができない状況は心底残念です。。
その分雑踏の中から聞こえてきて気になる音や大きく広がった視界から見逃していた視点を再発見できる機会は大きく増えました。
Instagramで世界中の美しい写真を眺めるよりも自分だけの視点で今ある美しい一瞬をキャッチすることのほうが自分自身が今いる世界の見え方が変わる大きな一歩となる可能性があります。
デジタルデトックスしてみたおかげで世界がデジタルデトックス前より何倍も色鮮やかに目に写ってきます。
忘れてしまいがちですが、見慣れた毎日の景色の中にだって実は美しい一瞬が存在しています。
美しい一瞬をiPhoneのカメラで撮って写真に残したい気持ちは多いにあります。
でも。デジタルデトックス期間中くらいは記憶の中に焼き付けるようにしてもいいですね。
デジタルデトックスであえて使わないを選択肢に
生活をより便利にするための一道具でしかないiPhoneが日常生活の中心でなくてはならないアイテムにいつの間にかになっていました。
道具は使ってナンボですが、あえて使わないことを選択肢に増やしてみてもいいかもしれません。
iPhoneがないデメリットだって確実にあります。
しかし、自分本来の感覚を取り戻したり、研ぎ澄ますためにデジタルデトックスはおすすめです。
仕事に出ているほとんどの人は何日も続けてデジタルデトックス体験は難しいだろうから、仕事がお休みの日くらいは次の仕事の日の朝までiPhoneの電源を切ってみて、目の前にあるかけがえのない美しさと向き合ってみることもいいんじゃないでしょうか。