モデルさんのように背筋がスッと伸びて美しい立ち姿。
腰が曲がって背中が丸い立ち姿。膝が曲がったり、ガニ股になったりしながらまっすぐな立ち姿。
普段から自分の立ち姿はどうなってますか?
鏡で見ても自分判断ではなかなか綺麗に立てているかわかりません。
それでも、毎日毎日私たちは立ったり座ったりして生活をしています。
まっすぐに立つ。
自分が立っているときの姿勢を意識するだけで、外見的にも印象は大きく変わります。
実は、ヨガのポーズにはまっすぐに立つポーズがあります。
ヨガをしていない方も、1日1ポーズでもヨガのポーズをとることで綺麗な姿勢をゲットできます。
サッと読むための見出し
綺麗に立ってシェイプアップ
もし、綺麗に立つことができたら、体には程よい筋肉がついてきて、二の腕もスッキリとして、お腹がヘコんで、お尻が上がって、足が細く綺麗な脚線美になると言ったら、信じられますか?
冗談みたいだけど、これは事実です。
私自身も日々ヨガをしているからこそ、事実としてかなり実感しています。
立つという姿勢は、しっかりと全身の筋肉を使います。
結果として、腕やお腹、足がスッキリすることは間違いないんです。1日のどこかでまっすぐに立ってみよう
普段の姿勢が今のあなたの体の歪みを引き起こす原因の一つにつながっていきます。
残念な立ち姿の人よりやっぱり立ち姿が綺麗な人がいると、綺麗な人のほうへ自然と目線がいきますよね。
なので、忙しくてヨガのレッスンを受けに行けない方も、1日1回はまっすぐに立つヨガのポーズを練習しませんか?
ただまっすぐ立つだけのヨガのポーズにタダアーサナがあります。タダというのはサンスクリット語で山という意味です。
1日の中で全く立たないという方はほとんどいないと思います。
綺麗に立つ意識だけで毎日続けることは簡単です。
例えば、朝起きて顔を洗った後に1分程度鏡をみながらまっすぐに立ってみる。
電車やバスを待っているその時にまっすぐ立ってみる。
コーヒーを入れている時にまっすぐに立ってみる
日常生活のいろんなタイミングでちょっぴり自分のための時間を作ってみてください。
綺麗に見せるために、手や足、骨盤の向きを意識して立つだけで、普段使えてない筋肉が働き、筋肉痛になることもあります。
でも、筋肉痛は体にとって嬉しい刺激ですので、筋肉痛になったら「やったー」と喜びましょう。
綺麗に立つだけのポーズ タダアーサナの手順をご案内します。
ヨガのポーズ タダアーサナ実践!早速まっすぐに立ってみよう!
両足を揃えてかかとに少しスペースを空けましょう。
親指を揃えて小指からかかとまでの外側のラインを左右平行に立ちます。
一度軽く膝を曲げて、足の裏の親指の下の拇指球(ぼしきゅう)で床をしっかりと押します。
膝を伸ばしながら拇指球の力を抜かずに、対角線のかかとの外側で床をしっかりと押します。
両膝と太ももの内側を引き寄せておくこと、拇指球とかかとの外側の2点で床をしっかりと押すことが大切!!両手を腰に当てて背中を伸ばして行き、同時に座骨を足の方へ下げましょう。
背中をまっすぐに伸ばし両方の肩甲骨を寄せる意識で肩を外側へ回します。
肩と耳を離すようにします。
肘から下は楽にして手のひらが体の方へ向くようにしましょう。そうすることが胸が大きく開きます。肋骨が大きく開いてしまう方は軽く肋骨を閉じましょう。
恥骨をおへその方へ引き上げるようにする。お腹がスッキリ薄くなります。
首を気持ち良く長く天井の方へ伸ばし、あごを前に出したり、2重あごにならないようにしましょう。
頭のてっぺんが天井に引っ張られるようなイメージをします。
そのまましばらく楽に呼吸を繰り返し、ポーズをキープします。
内ももの力を抜かないようにすると効果的
足から頭頂まで順番に実践していくため、上半身に意識が向いたとたん足の力が抜ける可能性がありますが、それは大変もったいないです。
慣れるまではヨガブロック やなければヨガブロック代わりに辞書など、分厚い本を内ももにしっかりと挟んで行います。