陰性体質の改善のために始める、陽性寄りを意識した食生活ってどんなものでしょうか?
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継続が重要
からだのエネルギーを拡散する力が強い陰性体質の人は、お肉や魚などの強力にエネルギーを収縮させようとする力を持つ動物性食品を摂り入れるよりも、適度な収縮性をもつ食べ物を摂り入れて、体質改善に挑んだほうがいいとされています。
緩まっていたからだを急にギュウと締めてしまうと、からだも突然のことにビックリしてしまいますもんね。
筋トレやダイエットと一緒で、焦らずじっくり、からだにあったペースを意識して、継続的にバランスを整えていくことが重要です。
陽性寄りの食生活
ごぼうや人参、玉ねぎ、自然薯、れんこん、葛などの根菜類が陽性の食べ物とされる理由は、地面の中で地球の中心に向かって伸びていこうとする求心性の高い食べ物だからです。
植物が葉で太陽から作り出したエネルギーを濃縮して貯えたものが、根っこになります。
エネルギーが凝縮しているおかげで、ゆるゆるに拡散している陰性体質を引き締めて、中庸へと向かわせてくれるのです。
芋類には注意
同じ根の野菜でも、ジャガイモやさつまいも、里芋に代表される芋類は、地面の中で分裂して拡散した状態で育つので、陰性が強いとされています。
根の野菜がいいもんだと芋類をたくさん食べて、うっかり「陰性だったの!」とならないように注意してください。
「火」を使う
料理をするときに必ず使う「火」は陽性のエネルギーとされるものです。
じっくりと煮込んで熱を通すことは、陽性のエネルギーをたっぷり加える結果になります。
鍋や煮物は陰性体質改善にオススメの料理法です。
極陽性の食べもの
陰性状態に大きく偏った極陰性状態は、鉄火味噌などの極陽性の食べものを上手に摂って、緩和していきます。
天然塩、梅干し、鉄火味噌は、旅の常備薬とも言われます。
意識して日常的に摂り入れることで、からだの調子を整える役割を果たしてくれます。
陰性体質にさよならしたら、
陽性寄りを意識した食生活を続ける中で、ある程度冷えや低血圧が改善されてきたように感じれたら、「一物全体」の食べ方へシフトチェンジしていくことをオススメします。