ハッピーホルモンというフレーズをよく聞きますね。
ハッピーホルモンで代表的なものは、セロトニンといわれるものです。
セロトニンが健全に分泌されていると、精神のコントロールがうまくいき、依存への抑制が期待できるようです。
セロトニンが不足すると、不眠や、体調調節がうまくいかない、集中力欠如、イライラ、依存性の高い行動につながるとされます。
どうすればセロトニンを増やすことができるか調べてみました。
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セロトニン増やす方法
セロトニンを増やす方法はとっても簡単です。
たくさんあるので代表的なものをいくつか紹介します。
- 口角を上げる。
- 朝日を浴びる。
- 深呼吸をする。
- 声を出す。
- 恋人・家族・ペットなどとのスキンシップ。
あとは、バランスのとれた食事を摂ることですね。
呼吸で変わる幸せの感じ方
ここまでは一般的な例を挙げてみました。
その中から呼吸をピックアップしていきましょう。
不安を抱えたり、心配していると、気分も落ち込みます。
気分が落ち込むと、全身の血液循環が悪くなり、免疫力も低下します。
このとき呼吸は普段より浅い呼吸になりやすくなります。
元気になるために骨盤を正し、背筋を整えて、呼吸をゆっくり行います。
呼吸をするときは吸う息でお腹を膨らませ、吐く息でお腹をへこませる腹式呼吸で行うことがポイントです。
セロトニンを分泌するように自律神経が刺激され、期待どおりセロトニンが増えます。
セロトニンの分泌量の増加に合わせて、気分が落ち着き、前向きに物事を捉えられ、幸せな気分になるのです。
呼吸を行うことで右脳の働きを刺激することができます。
右脳の働きが活発になるとどんな良いことがあるのかというと、五感が鋭くなったり、判断力、直観力が磨かれます。
そして、「今、ここ」の感覚を感じて、自分と他者を分け隔てることなく、全てと繋がっていることに気づき、心安らかな状態を味わうこともできます。深い呼吸がもたらす大きなメリット。息づかいで世界が変わる
だいたい0歳から6歳までは右脳が活発ですが、それ以降特に大人は左脳の働きが強くなるとされます。
右脳を刺激する
呼吸だけでなく、瞑想やヨガのマントラを繰り返し唱えることも、右脳を刺激するために有効とされています。
イメージ力が上がり、内なる声を感じることで左脳中心の世界から、右脳も使うハッピー体質になりましょう。
言語をつかさどる左脳は、過去と未来をつなげて考える役割をしています。
脳は常に情報を処理して、私たちを導いてくれます。
言語による思考の癖が強くなると、自分の感覚よりも物事を理論的に捉え、自分の内なる声よりも過去の経験などで、自分の身に起こったことを判断してしまうようになります。
左脳での判断ばかりになると、なんだかとても心苦しいですよね。
自分を守るための過去の経験値が、「昔こうだったから、今度も同じだ。」と判断してしまうこと自体が、客観的に見るとそうとは限らないと言えることですからね。
日々の暮らしの中では左脳の働きもとっても大事ですが、右脳も刺激して、もっと人間らしく、自分の直感力、大地や空と繋がって生きていきたいです。
右脳を刺激することに難しいことは何もありません。
気持ち良く呼吸して、瞑想して、脳に良い刺激を与え、セロトニンを増やして、楽しく毎日を過ごすだけでいいんです。